もうかなりかなり時間が経ってしまいお恥ずかしいですが、
記録に残しておきたいしとてもおもしろかったので、去年の9月に行った企画の報告を載せておこうと思います。
2016年9月24日(土)に開催した、『器習い -使って親しむ器の会-』。
瀬戸で活躍する3名の作家さんをゲストにお迎えし、器の成り立ちを聞いたり、
実際に器を使って盛り付けをして食事をしてみようという、器好きにはなんとも贅沢な企画となりました。
ゲストの作家さんは、陶器の加藤徳美さん、磁器の加藤真雪さん、ガラスの山田奈緒子(吹きガラス工房 一星)さん。
陶器、磁器、ガラスのそもそもの違いや、それぞれの作品を作る技法や工夫、おもしろさなど、
道具を見せてもらったり実演をしてもらったりしながらお話をお聞きしました。
これがまた聞けば聞くほどに知らないことだらけで聞きたい事は尽きず、とてもおもしろかった!のです。
お話を聞いたあとは、お三方の器を使っての盛り付けタイム。
好きな器を選び、庭禾が用意したランチをそれぞれ自分で盛り付けをしてもらいました。
これだけいろいろな素材と形の器が揃うのはなかなか難しいので、なんとも贅沢。
器が違い、盛り付ける人が違うと、同じ料理でもこんなにも違うものかと、作家さんも含めみんな驚き。
ああ器って、だからおもしろい!
盛り付けて、みんなでランチタイム。
料理も例えば野菜を育てくれた人を知っていたりすると、より食べる楽しさおいしさが違ったりするけれど、
器もそれと同じなのだなあとあらためて思います。
今回は、作った人と一緒に食卓を囲んでいるのでなおのこと。
知ると楽しい、おもろしろい、嬉しくなる、好きになる。
そんなことを思った初めての『器習い』企画でした。
ぜひ2回目もやってみたいと思います。
3名の作家さん達、ご参加いただいた皆様。
(相当に遅ればせながら・・・)ありがとうございました!